21.80年代のアメリカのビッグバンド「ジャーニー」の大ヒットアルバム。当時、「産業ロック」と だいぶ非難されていましたが売れたもん勝ちです。去年か一昨年すごいひさしぶりに ニューアルバムを発表したようでしたが”やっちゃった”って印象が私はあります。 最近では小柳ゆきさんが「WHO'S CRYING NOW」をカバーしています。


22. ローリー寺西(現在ROLLY)さん率いるすかんちの最大ヒットアルバム。ギターリフが 中心のブリティッシュ寄りのロックアルバムで勢いがあります。「ダウンタウンの ごっつええ感じ」(CX系)の初代オープニングテーマ曲「恋のマジックポーション」を含む。Shimachanさんの当時 「現在私に出来うる最高のプレイ」と言っているのりのりベースもかっこよいです。


23.天才エレクトリックベーシスト(アコースティックも弾きますが)スタンリー クラークさんの'86年発表のリーダーアルバム。聴いていて気持ちよく音が抜けてます。 ベーシストのアルバムにありがちな自己陶酔の楽曲ではなくとてもメロディアスな 曲揃いです。スティーヴィ・ワンダーさんの名曲のカバー「OVERJOYED」やラリーグラハムをゲスト に迎えた「I'M HERE TO STAY」などは必聴!



25.絵本「虹伝説」のページをめくりながら曲を書いたらしいですがその絵本を私は見たことがありません。この他に彼の作品でお薦めは名曲「ALONE」を 含む「ALONE」、今はドラマーというよりはビックネームプロデューサーとなってしまったナラーダ・マイケル・ウォルデンさんのバンドとの競演作「サダージ」などが個人的には大好きです。


26.トム・ウエイツさんのセカンドアルバム。こわせがこれを聴いたのはほんの2年ぐらい前ですが今やドライブには欠かせないアルバムになっています。冬の寒い星空のきれいな夜にオープンカーでエンジン音に邪魔されない音量で流れる彼の音は最高です。


27.デビットボウイさんのヒットアルバム。世界的大ヒット「LET'S DANCE」「CHANA GIRL」.を含む。こわせのフェバリットドラマー、オマー・ハキムさんと今は亡き偉大なギターリスト、スティビー・レイボーンさんのかっちょいいプレイが聴けます。


28. ビリーさんが自分の大好きなモータウン風のイメージで作られたアルバム。高校時代、彼の大ファンだった友人と見に行った日本武道館の公演の直前に発表されたこの作品はその友人曰く「今までで最高に良い!」と言ってました。私はこれの前の「ナイロンカーテン」という暗ーいアルバムの方が好きですが。聴き所はなんといっても「THIS NIGHT」。私の中ではビリージョエルさんの作品の中では1.2を争う傑作だと思います。「LEAVE A TENDER MOMENT ALONE」のハーモニカは世界的権威の”トゥーツ”シールマンス。競演も必聴。シングルカットの6曲全てがヒットというプラチナアルバムです。


29.彼女が大好きな曲とセルフカバーでまとめられたアルバム。ユーミン、サザン、浅野ゆう子さん、佐野元春さん、ミニ・リバートンさんのカバーと後はEPOさんが他人に提供した曲、自分のCD化してない曲で構成されています。特に「.LOVIN' YOU」は必聴、私はオリジナルを超えていると思っています。また窪田晴男さん、バカボン鈴木さんらの演奏も冴えていて気持ちよいポップアルバムに仕上がっています。ドライブにも最適でしょう。



31.33歳でこの世を去ってしまったダニー・ハサウェイさんが26歳の時、1971.8-10のライブのベストテイクとも言える構成です。私は彼の作品はこれしか持っていませんし彼について全然詳しくないのですがかなりの愛聴盤です。マービン・ゲイさんのヒット曲「.WHAT'S GOIN' ON」はたくさんの人がカバーしていますが、私の中ではこれは2番目に好きです(ちなみに1番好きなのはシンディ・ローパーさんバージョン)。ジョン・レノンさんの「JEALOUS GUY」などの曲も他の曲も全く違和感なく彼のオリジナルの様に聴けます。


32.ハードロックボーカリストのカリスマ的存在のロニー・ジェイムス・ディオの自身のバンドのファーストアルバム。自らも「自分の声はロックに向いている」と発言している通りめちゃかっちょ良いです。また「STAND UP AND SHOUT」のギタープレイは圧巻。あの早いリフを全てダウンピッキングで弾いてスピード感を出しているヴィヴィアン・キャンベルに当時はとても驚いたのを記憶しています。


33.完成?されたビートルズが聴けるアルバム。「Sgt.Peppers・・・」とはまた別の意味のフェバリットです。「YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY」からの有名なメドレーは圧巻。特に「.SHE CAME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW」の入りはめちゃかっちょ良いです。思わず(しーけいむいんするー)なんて歌ってしまいます。また本作でのジョージ・ハリスンの2曲はとても素晴らしい傑作です。彼の容体は気になりますがなんとか頑張って欲しいものです。余談ですが約20秒の空白後に入っている「HER MAJESTY」は元々「MEAN MR MUSTARD」と「POLYTHENE PAM」の間に入っていた曲をポールさんの意向でカットしたという話がありますがこれは本当でしょう。頭のサウンドと終わりのコードがない事が説明出来ます、すごいセンス。


34. ハードロックのカリスマボーカリスト「デビカバ」事、デビット・カヴァーデルさん率いるバンド「ホワイトスネイク」の最大のヒットアルバム。ギターのジョン・サイクスさんの素晴らしい楽曲とデビカバの声がかっちょ良いです。このアルバム発表後に残念ながらジョンは脱退、他のメンバーもみんな去ってツアーはこのアルバムにゲスト参加していたギターのエイドリアン・ヴァンデンバーグ(元ヴァンデンバーグ)、ヴィヴィアン・キャンヴェル(元ディオ)、ルディ・サーゾ(元オジーオズボーンバンド)、トミー・アルドリッジ(元オジーオズボーンバンド)さん達という物凄いメンバーで行ったらしくてちょー見に行きたかった思い出があります。なんといっても残念なのは音がこもってしまっている事。最初私のだけかと思っていたら友人の物も同じだったので録音状態がそうなのでしょう。UK盤とは曲数、曲順が違います。日本タイトル(サーペンスアルバス)。


35.私の大好きな矢野さんのピアノ1本で歌われているアルバム。ほとんどの曲がカバーですがどこから聴いても矢野さんの曲になってます。彼女について私のまわりでは好きな人と嫌いな人とまっぷたつに別れているのですが嫌い派の人は絶対に好きにならないアルバムでしょう。私の中ではフェバリットです。


36.日本テレビ系「西遊記」のサントラ盤でゴダイゴのヒットアルバム。大ヒット曲「GANDHARA」を含む。このドラマは大好きで夏目雅子さん、堺正章さん、西田敏行さん、岸部シローさんという三蔵法師一行は今でもまた見たいもののひとつです。このアルバムも全部英詩で意味も解らず聴いていましたが今聴き直すとあの頃よりゴダイゴの凄さを感じちゃいます。


37.私のフェバリットバンド、スティーリー・ダンの傑作アルバム。チャック・レイニーさんの素晴らしいプレイや「AJA」ではスティーブ・ガットさんの冴えまくっているフィルが聴けます。また以前、彼らの他のアルバムレビューでも書きましたがこれも休符がとてもかっこ良いです。


38.このアルバムが発売した時、「気になる新譜」のコーナーで取り上げさせてもらい、あまり絶賛しなかった思い出がありますが、約1年間経った今になってエクセレントアルバム入りになりました。「すごいアルバムが出来たので解散しまーす。」は宣伝文句だけではなかったんだと反省してます。「カメレオンルミィ」最高!


39.「気になる新譜」で紹介したばかりなのに入れずにはいられない程お気に入り。特に私の年代にはたまらないサウンド。ポップミュージックはこのノリだ。特に「トミーフェブラッテ、マカロン」「・KISS・ONE MORE TIME」「Can't take my eyes off of you」の解釈は最高に好きです。(*注*CD品番は初回限定版のものです。)


40.椎名さんの2枚目のオリジナルアルバム。ヒット曲ギブス.罪と罰.本能を含む。彼女の声には本当に痺れます。浴室のベースと歌詞、ギブスのバスドラとサビ、闇に降る雨のアレンジ、どれも必聴です。